STAFF
九州パートナーズのスタッフを紹介します。
EXECUTIVES
幹部紹介
代表社員
安部拓二(税理士・行政書士)

九州パートナーズを「ここで働きたい」と思える組織にする。それが私の役目だと思っています。

私が入所したのは2011年。もともと独立志向が薄く、当初から自分の事務所を開設したいという願望はありませんでした。それよりも、仲間といっしょにお客様の課題を解決したい、一人の力でできることは限られている、と考えていました。
このほど、統括代表から九州パートナーズのバトンを受け継ぐ立場になったのも、ここでスタッフの皆さんといっしょにやっていきたいという気持ちが強かったからです。

改めて思うのは、九州パートナーズは、経営の問題解決を手がけるエキスパートだということです。お客様の会社で問題が起きたとき、税務領域ではないことでも一丸となって対策を考え、いち早く動くのが、私たちの強みです。

その強みを最大限に発揮する要となるのが、人材です。弊所では、さまざまなITツールを取り入れていますが、これはお客様に安心をご提供するため。もれやミスを防ぐ仕組みの一つです。
しかし、お客様に寄り添い、問題解決のために踏み込んだ対応をしていけるのは人です。だからこそ、人材への投資は惜しまず、「ここで働きたい」と思える職場を整えていくことが重要だと考えています。

私は以前、100年企業の経営者から、こう言われたことがあります。
「税理士は勝手口から入ってくる。弁護士は玄関口から入ってくる」
会社の台所事情まで把握している税理士は、表にある玄関ではなく、裏にある勝手口からの出入りを許された存在だ、という意味です。

会社にとって見せたくない財布の中身まで、オープンにしていただけるのが税理士。その責任と信頼の重さを思うと、ただ数字を記入して報告するだけでは、お客様のお役には立てないと考えます。数字の持つ意味まで、経営者の方々といっしょに分析し、考えていく。その時間が、経営者の思考の整理に役立ち、未来の経営を切り開いていきます。

九州パートナーズは、躍動する会計事務所です。働きやすさと居心地のよさを備えた職場で、能力のあるスタッフがチームとして躍動できる環境をつくる。それがお客様の安心につながり、信頼を築いていくと信じています。

副所長・国際部部長 東京国税局・大手税理士法人に勤務した国際税務のプロ
川口尚一(税理士)

九州パートナーズの一員となる前、私は東京国税局に26年おりました。主に上場企業を調査する調査部で、特に海外と活発な取引のある日本企業や、外国の銀行、証券会社、生命保険会社の日本支店などを多く手がけてきました。その知識と経験を買われ、大手税理士法人に入職。そこで10年間、国際税務に携わってきました。
税理士法人を定年退職したあと、独立。ところがコロナの真只中だったので、営業しようにもできない状態が続きました。そのときに出合ったのが九州パートナーズです。

独立から一転、ここに入職を決めたのは、国際税務の経験が役に立つことと、2人の代表のオープンな性格に自由な気風を感じたからです。かつて在職していた大手税理士法人は、競争が激しく、ギスギスした空気が職場に流れていました。しかし、九州パートナーズにはそれがなく、働きやすさを感じました。

ここでの仕事の面白さは、企業の全体を見ることができる点です。九州パートナーズのお客様は、ほとんどが中小企業です。大手企業がお客様だと、業務を分担して行うため、全体像がなかなか見えてこないのです。しかし、中小企業様は規模が大きくない分、全体がよく見え、具体的な助言がしやすいと感じています。経営者の判断ひとつで、企業が変わっていくダイナミックな様子を体感できるのも、大きなやりがいの一つです。

最近は、事業承継への不安や資金不足に悩む企業様も多く見受けられます。そんな企業様へご提案することの一つが、M&Aです。財務状況をよく分かった上でのM&Aなので、譲渡の際はより企業価値を高められるようアドバイスができます。長年のお付き合いの中で、深い信頼関係を築いているからこそ、寄り添った支援ができるのが弊所の強みだと自負しております。

現在、九州を拠点にビジネス展開を希望する海外企業を担当しています。海外企業がお客様の場合、国際税務の専門知識も必要です。
語学力も求められますが、本当に必要なのは、強い好奇心だと私は思っています。一つひとつの案件が異なるので、さまざまな課題に対応できる柔軟性や、複雑な事案にも興味を持ち、面白みを見つけて取り組める人が向いています。なにしろ各国の税制ルールは目まぐるしく変更されますので、そのキャッチアップのためには、毎日の勉強が欠かせません。

私は、現場で働くことが好きです。「まだまだ人のお役に立ちたい」という思いでいます。60歳を過ぎても仕事をさせていただけることに感謝をしつつ、1つ1つの案件に知恵を絞りながら仕事に取り組める幸せを、日々感じています。

BUSINSS SUPPORT
業務サポート課
スタッフ
子育て中でもやりがいをもって安心して働ける職場

新卒で就職した金融系企業で、事務職員として給与計算や労務、福利厚生などを担当していました。結婚し、子どもが生まれて一度家庭に入りましたが、また働きたくなって、パートスタッフとして九州パートナーズに入所しました。6年ほど働いたのち、正社員になりたくて一度退職し、他企業で働きました。

そんな私が再び九州パートナーズで働くようになったきっかけは、前職での長時間労働でした。正社員として働いた前職では労働時間が長く、子育て中の私にとってはそれがネックでした。結局、勤め続けることが難しくなって退職することになりました。離職票の発行をお願いしようと九州パートナーズに連絡したところ、「辞めたのならここで働きませんか」とお声がけいただきました。その上、正社員として雇用していただけるということで、ありがたく復職を決めました。

私が行っている仕事は、営業スタッフのサポート業務です。具体的には、顧問先のお客様の給与計算、毎月の経理データ入力といった、いわゆる裏方の仕事でが、営業スタッフやお客様を支える責任ある仕事だと誇りをもって取り組んでいます。
全員が参加する週1回の事例研修にも、スタッフの一人として参加させてもらっています。自分の担当外のお客様の情報を共有することで多くのことが学べます。

弊所の良いところは、何といっても働きやすさ。正社員であってもフルタイムで7時間勤務の人もいれば、6時間の時短勤務など、スタッフ一人ひとりのライフスタイルに合った働き方を選べます。
私には2人の子どもがいますが、まだ手がかかりますし、月に1度くらい保育園から「お迎えのお願い」の電話もかかってきます。その場合は、在宅勤務に切り替えたり、他のスタッフにフォローをお願いしたりできます。子育て中の女性が多いからこそ「お互い様」の空気に、とても助けられています。
私のような子育て中の女性にとって、拘束時間が長いなど選択肢がない職場は想像以上に困難です。だからこそ、ライフスタイルに合った勤務を認めてくれる弊所のありがたみを実感しています。

もう一つ弊所の良いところは、スタッフ一人ひとりが所内の雰囲気を良くしようとしているところです。月に一度、所内で全スタッフが同じお弁当を食べたり、女性スタッフだけのランチ会を隔月で開催しています。そうやって日頃からコミュニケーションを取っていれば、もし仕事で分からないことが出てきてもすぐにアドバイスを求められる雰囲気が生まれます。周囲に忙しそうな人がいれば「その仕事、よければ私が引き受けますよ」と積極的に声がけする社風もとても気に入っています。

SOCIAL INSURANCE LABOR CONSULTANT
社会保険労務士
サブマネージャー
吉田英嗣(社会保険労務士)

大学卒業後に入社したアパレル会社で、小売や接客の仕事を経験しました。その後、好きだった沖縄に移住。何か資格を取って働こうと思い、簿記を学び、現地の税理士事務所に転職しました。
人間関係が密な沖縄では、税務以外にもさまざまな相談が寄せられます。特に労務の相談が多く、お役に立てるならばと社会保険労務士の勉強を始めました。

私が九州パートナーズに出会ったのは、沖縄から妻の実家のある福岡に引っ越してきてからです。インターネットで、よさそうな事務所を探していたところ、九州パートナーズのホームページが目に止まり、おもしろそうなところだと思ったのが入所のきっかけです。

弊社の特長は、他の税理士事務所のように申告書などの書類作成だけでなく、いろいろな顧客に対して積極的にご提案やお悩みを伺うところです。私は現在、税務職員として40社ほどを担当し、月に20社ほどをご訪問していますが、社会保険労務士の資格を持っているので、ちょっとした労務の相談に対応でき、アドバイスして差し上げられるのが強みです。

私は、この仕事を接客業と捉えています。顧客の知りたいことや不安をキャッチする的確なコミュニケーションは、接客で行っていることそのもの。だから、私のように異業種で働いた経験がある人でも活躍できます。
基礎から税務を学べる環境が整っていますし、経営や会社の仕組みなど、さまざまな分野を多角的に学べるのも弊所の良さ。2週間に1回、税務の基本を学ぶ勉強会と、毎週1回事例報告会を開き、情報の共有を図っているのも、良い学びの機会となっています。

職場はアットホームで、堅苦しくない自由な雰囲気があります。代表の人柄を反映していると思います。自分のスケジュールは自分で組めるという働き方も、「残業をしない」をモットーにしている自分に合っています。
他のスタッフが退勤しやすい雰囲気作りのためにも、上司の自分が率先して帰り、もし残った仕事があれば翌朝早めに出社しています。

税務の仕事で大事なのは、当たり前ではありますが、締め切りを守ることです。申告期限に遅れると社会的な責任が発生しますし、納税が遅れると延滞料が発生してお客様にご迷惑をかけてしまいます。だからこそスケジューリングが重要。繁忙期も残業することなく、全てスケジュール通りこなしてピタリと業務を終わらせることができた時に、やりがいを感じます。