DIRECTOR BLOG

できる社長の勘違い⑤店舗展開(繁盛店とは)

本日は、過度な店舗展開についてお話します。

 

ワンマンでできる社長は、店舗を次々と出したがる傾向にあります。

社長が考える店舗を出店する理由は以下の通りです。

 ①売上を増やしたい

 ②店舗をたくさん出して増やすことで凄い社長と思われたい。

 ③他より先に店舗を出したい(陣取り合戦のイメージ)

 

しかし、従業員からみてはどうでしょうか?

 ①店長やスタッフの教育ができてないのに店舗だけ増やしてどうするの

 ⓶管理が甘くなり、赤字の店舗が増えるだけ… 

 ③借金がどんどん増えてどうするの…

 ④売上のいい店舗の利益が売上の悪い店舗の穴埋めにまわってしまう…

 結果、経営者に対する不信が出てきます。 

 

お客様からみてはどうでしょうか?

 今まで、いつ行ってもいっぱいの繁盛店だったから、いいお店だと思っていたのに…

 あちこちできで何時でも入れるお店になってしまう…

 お得感がなくなってしまう…

 いつも並んでいるお店だからこそ、人気店だから、人におすすめしたいのに…

 

多店舗展開は、コンビニや吉野家のように大手が余程すぐれた店舗運営システムなどが無ければ、預客様からも従業員からも評判が下がり、

支持されません。

そして、最終的に赤字の店舗が増えてきて、撤退が一気に続き、あっという間に潰れてしまうのです。

 人差し指を立てるビジネスマン

———————————————————————–

できる社長の勘違いシリーズ

できる社長の勘違い①経営者のリーダーシップ

できる社長の勘違い②会社のことは、自分が一番わかっている!

出来る社長の勘違い③俺がやればなんでもうまくいく

できる社長の勘違い④社員に給与を払ってやっている!

———————————————————————–

 

 

 

 

前のページへ
できる社長の勘違い④社員に給料を払ってやっている!(社員目線での経営)
次のページへ
できる社長の勘違い⑥ ユニクロ柳井社長の座右の銘から学ぶこと(社長の器を広げる)