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できる社長の勘違い⑥ ユニクロ柳井社長の座右の銘から学ぶこと(社長の器を広げる)

ある日、柳井社長は対談の中で「座右の銘は?」と訊かれ 

『店は客のためにあり、店員とともに栄え、店主とともに滅びる』と答えたそうです。

 

でも、店主(経営者)の中には、「自分は精いっぱい頑張っているけれど、社員が自分の言うとおりにやらないのでうまく行かない」

と感じている方もいらっしゃるでしょう。

 

会社を滅ぼしたいと思っている経営者は一人もいないと思います。

従業員が会社を滅ぼすことはありません。

会社を伸ばすのも、滅ぼすのも経営者次第です。

 

では、会社を滅ぼす経営者と伸ばす経営者はどこが違うのでしょうか。

 

それは、経営者のものの見方であると考えます。

 

会社を滅ぼす経営者は「会社は自分のものであり、自分の好きにしてよい」

会社のお金も、従業員もモノも自分が自由にしてよいと思っています。

これでは、そこで働く従業員の働くモチベーションは上がりません。

お客様に対する接遇も下がっていくでしょう。

 

会社を伸ばす経営者は、社会の中で必要とされる使命を理解し、会社の従業員や取引先、金融機関などを

ステークホルダーと規定して、ブレない経営をする経営者だと思います。

これが、「社長の器を広げる」ものの見方といえるでしょう。

 

人差し指を立てる中年のビジネスマン

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できる社長の勘違いシリーズ

できる社長の勘違い①経営者のリーダーシップ

できる社長の勘違い②会社のことは、自分が一番わかっている!

出来る社長の勘違い③俺がやればなんでもうまくいく

できる社長の勘違い④社員に給与を払ってやっている!

できる社長の勘違い⑤店舗展開

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できる社長の勘違い⑤店舗展開(繁盛店とは)
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できる社長の勘違い⑦会社のお金は自分が使っていい。(会社で横領が発生する理由)